マジックなどで紙幣を切ったのに元に戻すなどを見かけるかもしれません。
もちろんトリックなので実際には切っていなかったり、切ったとしてもマジック用の紙幣を使っていたりするので問題はないでしょう。
ただ何らかの間違いで紙幣が破けてしまってそのままでは使えない状態になるときがあります。
単に紙幣が破けてテープや糊で1枚に復元できる状態であれば、銀行などに持って行けば破けていないものに交換してもらえます。
しかし一部分を燃やしてしまうなどで1枚に復元できないときがあります。
このときは法律によってどれくらい残っているかによって交換できる金額が決められています。
残っている面積が3分の2以上あるなら全額の払い戻しをしてもらえます。
そして5分の2以上ある時には半額分の払い戻しが受けられます。
5分の2未満の部分は全く価値がなくなります。
1万円札を3分の2のところで切って持って行けば1万円に変えてもらえますが、3分の1部分を持って行っても5分の2に満たないので何にも交換してもらえません。